箱根でおすすめの人気観光

元和5年（1619）に設けられた箱根関所は、明治になり廃されましたが、平成19年（2007）に江戸時代の大工・石工技術、資材を踏襲して完全復元され、往時の詳細な姿を見ることが出来ます。

交通手段
箱根湯本駅から箱根登山バス（H路線）約41分「箱根関所跡」バス停下車、徒歩約2分
営業時間9:00 ~16:30（12 ~2月は ~16:00）
定休日無休
住所神奈川県足柄下郡箱根町箱根1
電話0460-83-6635

奈良時代の天平宝字元年（757）、万巻上人が箱根大神の御神託を得て現在の地に御三神をお祀りしました。坂上田村麻呂が東征の際に参詣、所願成就したことから武将から信仰され、特に中世以降は関東総鎮守として歴代幕府の厚い崇敬をうけました。

交通手段
箱根湯本駅から箱根登山バス（H路線またはＫ路線）約30分「箱根神社入口」バス停下車、徒歩約10分

箱根に修行に来ていた萬巻上人（箱根神社の社殿を建立した高僧）は、芦ノ湖に棲む毒龍が里人たちを苦しめていることを知り、湖畔近くの小さな岩場・龍が島に壇を築き大般若波羅密多経を唱えて毒龍を調伏。改心した毒龍の化身は、芦ノ湖の主・龍神として湖畔近くの森に祀られました。そこが「九頭龍神社本宮」です。縁結びの神様として多くの人が訪れるスポットとなっています。

交通手段
箱根湯本駅から箱根登山バス（T路線）約34分「桃源台」バス停下車、徒歩約30分

旅館・天成園の庭園にあり、古くから「延命の水」として親しまれてきました。玉すだれの様に細かく美しいことから名づけられた「玉簾（たまだれ）の瀧」、水しぶきが煙のように立ちこめる意味の「飛烟（ひえん）の瀧」の間を登ったところには、箱根神社・九頭龍神社の分社である「玉簾神社」も祀られています。
※ご宿泊、ご入浴のお客様以外でもご覧になれます。

箱根登山鉄道は、大正8年(1919年)に開通したわが国唯一の本格的山岳鉄道です。その歴史、文化、土木的価値が認められ、平成19年11月に、「小田原～強羅」間全線が平成19年度選奨土木遺産に認定されました。橋梁やトンネルなどの土木構造物単体としてではなく、「箱根登山鉄道全線」としての受賞形態は、土木遺産としては初めてのことになります。

明治11年の創業、2008年（平成20年）7月15日に創業130年を迎える宮ノ下の富士屋ホテルは、本格リゾートホテルとして国内だけでなく、世界各国のお客様からも親しまれてきました。その外客の誘致による外貨獲得と、近代日本の国際化を支えたことを評価され、平成19年度「近代産業遺産」に認定されました。※2020年春頃（予定）まで改修工事のため閉館